診療案内

緑内障

どんな症状？

初期は無症状・進行すると見えにくい・視野が狭くなる等

どんな病気？

緑内障とは、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経という器官に障害が起こり、視野（見える範囲）が狭くなる病気のことです。治療が遅れると失明に至ることもあります。症状は、少しずつ見える範囲が狭くなっていきます。しかし、その進行は非常にゆっくりで、両方の目の症状が同時に進行することは稀なので、病気がかなり進行するまで自覚症状はほとんどありません。緑内障は中高年の方に起こる代表的な病気のひとつです。症状がない場合でも、定期的に眼科検診を受けることをおすすめします。

当院で行っている検査

眼圧検査、隅角検査、細隙灯顕微鏡検査、眼底検査、OCT検査、広角眼底カメラ撮影、前房深度測定など

治療方法

点眼治療・SLTレーザー治療・レーザー虹彩切開術

糖尿病網膜症

どんな症状？

初期は無症状・病状が進行すると見えにくさ・黒い影が見える　など

どんな病気？

糖尿病網膜症とは糖尿病が原因で、網膜の細い血管が傷害され視力が低下する病気です。糖尿病の三大合併症の一つで、日本の中途失明原因の代表疾患です。自覚症状はかなり進行してからでないと現れない事が多いので、定期的な検診が重要です。

当院で行っている検査

細隙灯顕微鏡検査、眼底検査、OCT検査、広角眼底カメラ撮影など

治療方法

網膜光凝固術・抗VEGF抗体硝子体内注射・ステロイドテノン嚢下注射

網膜血管閉塞

どんな症状？

急に視野の一部に見えにくい部分がでる・ゆがんで見える・見えにくい

どんな病気？

網膜の血管が詰まる事により網膜に出血と腫れが起こる病気です。血管のどの部位が詰まったかによって症状や治療法、予後が大きくかわってきます。

当院で行っている検査

細隙灯顕微鏡検査、眼底検査、OCT検査、広角眼底カメラ撮影など

治療方法

網膜光凝固術・抗VEGF抗体硝子体内注射・ステロイドテノン嚢下注射

加齢黄斑変性

どんな症状？

視野の中央がよく見えない・ゆがんで見える・色が前と違って見える・視力が下がる等

どんな病気？

加齢黄斑変性とは網膜の中央にある黄斑が、加齢により機能が低下する病気です。黄斑には物を見るための視細胞が集中しており、ここに異常が起こると視力が大きく低下します。高齢化社会に伴って増加している病気の一つですが、早期発見、治療により病気の影響を最小限に抑える事が可能となった病気でもあります。

当院で行っている検査

細隙灯顕微鏡検査、眼底検査、OCT検査、広角眼底カメラ撮影など

治療方法

抗VEGF抗体硝子体内注射

ぶどう膜炎

どんな症状？

目が痛い・まぶしい・かすむ・見えにくい・充血する・黒い影が見える　など

どんな病気？

ぶどう膜（虹彩、毛様体、脈絡膜）に感染や免疫異常により炎症が起こる病気です。

当院で行っている検査

細隙灯顕微鏡検査、眼底検査、隅角検査、OCT検査、広角眼底カメラ撮影、ぶどう膜炎採血

治療方法

点眼治療・ステロイド注射

角膜炎

どんな症状？

目が痛い・目がゴロゴロする・目が充血する・見えずらい・まぶしい・涙が出る など

どんな病気？

細菌やウイルス、カビなどの感染、またはアレルギ－などの免疫反応から黒目に炎症が生じる病気です。

当院で行っている検査

細隙灯顕微鏡検査、塗抹検鏡・培養検査など

治療方法

点眼や軟膏による薬物治療

結膜炎

どんな症状？

目が充血する・目やにが出る・目がゴロゴロする・かゆい・涙が出る　など

どんな病気？

白目の部分にばい菌やアレルギ－から炎症を生じる病気です。

当院で行っている検査

細隙灯顕微鏡検査、塗抹検鏡・培養検査、PCR検査など

治療方法

点眼や軟膏の局所投与、内服薬の全身投与などの薬物治療

ドライアイ

どんな症状？

目が乾く・目がゴロゴロする・かすんで見える・疲れやすい　など

どんな病気？

ドライアイとは目の表面を守る涙の層が安定せず、涙の量が少なくなったり、乾燥しやすくなったり、表面に傷がついたいるす病気です。

当院で行っている検査

細隙灯顕微鏡検査、シルマーテスト

治療方法

点眼治療・涙点プラグなどの外科的治療